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2024/10/17

物流危機への弊社の考え

「物が運べなくなる」という物流危機はすでに始まっており、今後も深刻さを増していく可能性が強い。原因として「運賃の低さ」「物流価値への関心の低さ」「コストカットの対象にされがち」という日本の産業にとって物流はコア業務ではないという認識が根強いからだと思われます。

「なんでそんなに高い運賃なの?」「そんな予算はない。」そんな物流軽視の思想が根付いていて、何度も苦虫を嚙みつぶしたような思いをしてきました。(当然すべてのお客様ではなく、大変ご理解していただき、運送を大切に感じてもらい、乗務員を大切にしていただける会社もたくさんあります。)

物流系の新聞を読みますと、全国の運送会社のたゆまぬ努力が感じられます。「乗務員さんの給料を上げています。」「福利厚生としてこんな施策を行っています。」「働く環境も良くなりました。」などありとあらゆる努力が見受けられます。ただ、まだまだ表面的な事実をなぞるだけで本質的な問題点の改善には至らないかな?皆さんがんばっているのにと私も悔しく考えます。これでいいのだろうか?大丈夫かな?いずれ行き詰るのではないのか?時間の問題かもしれない?とも感じられます。

当然給与をはじめとした「働きがい」、働く時間とゆっくりとできる家庭の時間も取れる『働きやすさ』、そしてこの会社で働き成長していくという「会社の魅力」が無ければ事業の継続はありえないと考えます。「会社の規模を大きくしていく。」「会社の経営内容を良くしていく。」「会社の組織体系を強化しぶれない会社にしていく。」「省力化して生産性を上げていく。」テーマは多岐にわたります。

九州安芸重機運輸として今から何ができるのか?そしてやっていくのか?

今の社員の人たちの雇用も大切に、次の世代の社員の人たちにも期待を持ってもらえるそんな会社づくりを目指していきたいと思います。

これからの会社は、「魅力」です。「惹きつける力」です。