いつも大変お世話になっています。よく「安芸重機さんのHP見てますよ。」とありがたいことにお言葉を頂きます。

ありがとうございます。つたない文章なのですが、そういうお言葉をお聞きすると俄然頑張って書かなければと思います。

表題のように人と人がおでんの具?と、突拍子の無い表題なのですがお付き合いお願いいたします。

以前のブログにもおでんの味付けの難しさのお話しを書きましたが、おでんつながりのお話をします。

おでんって同じご家庭でも同じお店でも同じ具材を食べても同じ味のおでんは二つと存在しないように感じませんか?

おでんって、それぞれの具にはそれぞれの役割があって出汁を吸ったり自分自身の持ち味を出汁に出したり、その味を他の具が吸って自分の味と混ざり合った味を再び出汁に出す。

入ってくる具材のバランスやどのタイミングで新しい具材が入ったかによって微妙に味が変わる。それぞれが唯一無二のものらしいんです。

世の中の人と人が生きていくとはそういうことかなと思います。自分が置かれた環境の中で味の濃いものの影響を受けてそれがまた自分の味となってまたその影響を他に与える。そのバランスによっていい人生かどうかが決まってくる。そして、新しく継ぎ足された出汁や具材にそれが受け継がれていくんです。

味がまだしみていない社員がいたり、味が濃すぎる社員もいたり、54年使用している安芸重機という鍋で具も入れ替わり出汁も足したりと、ぐつぐつと今いい味出しています。

「人と人」今そこに気がつき始めて色々な施策も取り組んでいます。お楽しみに!!